キッチンリフォーム編

1，キッチンリフォームで多いのは、組み合わせタイプ（流し台、調理台、ガス台等）のキッチンから、一体型のシステムキッチンに交換する工事です。北海道の様な寒冷地の場合「ライニング」（配管スペース）が、流し台と壁の間に付いていて且つ「不凍栓」（凍結防止水抜き栓）が併設されていることがほとんどです。システムキッチンはキャビネット自体に配管スペースが確保されており、ライニングが不要になり撤去・解体する事になります。ライニングを撤去・解体する場合、システムキッチンの長さによっては不凍栓も同時に改修する必要が有ります。不凍栓の改修は、切り詰め加工や移設など別途費用が加算されます。吊戸棚やレンジフードも同時に交換して、壁もタイル張りやステンレス貼りから、キッチンパネルに貼替ています。吊戸棚は基本の高さが70㎝に設定されて事が多く、窓がある場合窓の取り替え（窓高さの変更）や、吊戸棚の高さが選べる場合は、既存の窓の高さに合わせた物を選ぶ事も出来ます。最近ではキャビネットの収納力が高いので、吊戸棚を取り付けないケースも増えてきました。

2，次に初期型や年数の経ったシステムキッチンから新しいシステムキッチンに取り替える工事があります。対面キッチンに変えたり、I型からL型に変更や逆の場合も有ります。これは1，のケースの工事の場合でも同様です。

3，その他には、レンジフードや調理器具の交換や水栓金具の交換などがあります、レンジフードは自動で内部の部品を洗浄してくれるタイプをお勧めして喜ばれています、調理器具はビルトインガスコンロやIHの交換、ガスから電気への変更も有ります、水栓金具は最近ではセンサー式のタッチレスタイプも用意されています。他には食器棚や家電収納だけを設置される場合も有ります。

その他、ここに掲載しきれない情報も有りますので、ご予算やご不便にされている項目をチェックされて、工務店やお近くのキッチンショールームに足を運ばれてご相談されるのものよいでしょう。

次は、トイレリフォーム編をご紹介します。